おもちゃな旅 〜ベトナム編〜
今年はおもちゃ絡みでほんとにいろんな場所に行く機会をいただきましたが・・・まさか、まさかの海外に行くことになるとは・・・しかも、ベトナムって!?
いろいろ書くと長〜くなりそうなので、なるべく簡単にまとめます。
9/9〜15の一週間、手作りおもちゃワークショップスタディツアーのサポーターとして、ベトナム中部のダナンに行ってきました。
越日友好40周年記念事業の一環として、日本でいらなくなったリコーダーをベトナムに届ける活動をしているSAOPOPOという学生団体が主催するプロジェクトです。
内容は、参加する学生達が自分で手作りおもちゃを考え、現地で調達できる材料を使ったワークショップを行うというもの。
僕は今回の企画立案の補助と、参加する学生に向けて手作りおもちゃのアドバイスをするなどの役割を努め、モノ・コト企画メンバーの横尾さんも巻き込み、モノ・コト企画としてSAOPOPOのサポートをすることにしました。
まずは日本でおもちゃの講義を行い、参加者が考えた手作りおもちゃの評価をした上で現地に臨み、現地で調達できる材料を用意して最終的に仕上げる・・・という流れで進めました。
ベトナム第3の都市、ダナン。
今どんどん経済も発展していると聞いても、モノに溢れた日本と比べてどれほど違うのか、さっぱりわからない。
手作りおもちゃと言えば牛乳パック、ストロー、輪ゴム、ペットボトル、紙コップなどなど・・・日本ではあたりまえに手に入るものがどこまで揃うものなのか?
現地の市場や大きなスーパーを巡ったところ、それなりに揃うことがわかりました。
しかし、日本でよく見る形のペットボトル、紙コップなどは見当たらないし、文房具系も必要最低限のものがあるだけ。
印象的だったのは、どこのお店でも扱っている物がほぼ同じということ。
ストローだけでもいろんなバリエーションがある日本のコンビニ、100円ショップが、逆に恐ろしくも感じました。
何が手に入れやすいかを把握した学生達は、手作りおもちゃワークショップの仕上げのために夜を徹して準備。
僕はそれをビール片手にそれを見守るという偉そうな身分(笑)
言い訳ですが、そもそも夜に飲み物を・・と思っても近くにコンビニや自販機があるわけでもないし、あったとしても甘〜いものばかり。
お茶ですら砂糖が入ってるため、甘いものを避けて喉を潤すには水かビールしか選択肢が無いのです。
更に水もビールも同じ値段で、100円もしないとなると、必然的にビールになるのです。
(しかも炭酸もアルコールもきつくなく、すんごく飲みやすい!)
・・・さて、話を戻します。
ワークショップを実施したのは「たんぽぽ保育園」というところ。
日本で保育士の経験を積んだハン先生が、母国ベトナムで日本の保育を実践したいという強い思いを胸に立ち上げた園です。
明確な目標に向けて突き進む人は強いな・・・ハン先生の熱い想いを聞かせてもらい、大変感銘を受けました。
ハン先生(左)の通訳と、他の先生達の助けを借りながらワークショップは進められました。
2日間に渡って行ったワークショップ。
みんなで初日の反省会をじっくりやったおかげで2日目は落ち着いて進めることができました。
初日はただテンションが上がりまくってただけの園児達も2日目は期待を込めた目で学生達を見つめます。
僕も一緒に身振り手振りで子ども達に作り方を教えます。
みんなとても人なつっこい。
(ちなみに市場のおばちゃん達も人なつっこかったです。)
2日目のワークショップを終えた後、スペシャルゲスト(といいながら、たまたま夏のモノ・コト市で誘った)「難病のこども支援全国ネットワーク」の運営委員を務める荻須さんによるおもちゃの講義が園児の両親向けに催されました。
ハン先生が前日にfacebookで呼びかけただけにも関わらず、多くの親御さんが集まりました。
ドラえもんのポケットのように次々と出てくる手作りおもちゃにみんな興味津々。
(ちなみに、おもちゃが入ってたポーチはタイムふろしきの柄でしたw)
僕と横尾さんはまるで荻須ゼミの研究生のごとくアシスタント業をこなし、最後には各自おもちゃについての話をさせてもらいました。
以上、もっといろいろ・・・
参加学生の(女子力の高い)森くんと何故か一週間ダブルベッドで過ごしたこととか・・・
横尾さんの旦那と夜な夜なパトロールと称して飲み歩いたこととか・・・
市場のこわいおばちゃんと値引き交渉する横尾さんのこととか・・・
書きたいことは山ほどあるのですが、キリがないのでやめときます。
だいぶ端折って書きましたが、今回の旅は本当に内容の濃い充実したものとなりました。
海外経験の乏しい僕にとって、異国というのは目にする物全てが刺激的で、自分がいかに限られた世界の中で過ごしているのかということを思い知ることができました。
行事前の忙しい時にも関わらず快く迎えてくれたたんぽぽ保育園の先生方、滞在したEENAホテル(超オススメです!!)のみなさんが本当に温かい人たちばかりで、みなさんとの出会いはかけがえの無いものとなりました。
ダナンは、これからどんどん発展していきそうな勢いがあり、人情味と活気の溢れる素敵な街でした。
一週間じゃ全然物足りない、ずーっと居たいくらい。
帰国してからも心が帰ってこれず、しばらく放心状態になってしまいました。
参加した学生もみんないい子ばかりで、真剣にワークショップに取り組んでくれました。
そして、最初は半信半疑な感じ(失礼w)で始まったこのプロジェクトを、若さで乗り切り、現地では添乗員のごとく働き、見事に成功に導いたSAOPOPO代表の藤田さん、お疲れ様でした。
このような素晴らしい経験をさせてもらい、本当に感謝しています。
もう既に来年度開催に向けて動き出してるとのこと・・・もちろんがっつりサポートしますよ!楽しみです!
越日友好40周年記念事業の一環として、日本でいらなくなったリコーダーをベトナムに届ける活動をしているSAOPOPOという学生団体が主催するプロジェクトです。
内容は、参加する学生達が自分で手作りおもちゃを考え、現地で調達できる材料を使ったワークショップを行うというもの。
僕は今回の企画立案の補助と、参加する学生に向けて手作りおもちゃのアドバイスをするなどの役割を努め、モノ・コト企画メンバーの横尾さんも巻き込み、モノ・コト企画としてSAOPOPOのサポートをすることにしました。
まずは日本でおもちゃの講義を行い、参加者が考えた手作りおもちゃの評価をした上で現地に臨み、現地で調達できる材料を用意して最終的に仕上げる・・・という流れで進めました。
ベトナム第3の都市、ダナン。
今どんどん経済も発展していると聞いても、モノに溢れた日本と比べてどれほど違うのか、さっぱりわからない。
手作りおもちゃと言えば牛乳パック、ストロー、輪ゴム、ペットボトル、紙コップなどなど・・・日本ではあたりまえに手に入るものがどこまで揃うものなのか?
現地の市場や大きなスーパーを巡ったところ、それなりに揃うことがわかりました。
しかし、日本でよく見る形のペットボトル、紙コップなどは見当たらないし、文房具系も必要最低限のものがあるだけ。
印象的だったのは、どこのお店でも扱っている物がほぼ同じということ。
ストローだけでもいろんなバリエーションがある日本のコンビニ、100円ショップが、逆に恐ろしくも感じました。
何が手に入れやすいかを把握した学生達は、手作りおもちゃワークショップの仕上げのために夜を徹して準備。
僕はそれをビール片手にそれを見守るという偉そうな身分(笑)
言い訳ですが、そもそも夜に飲み物を・・と思っても近くにコンビニや自販機があるわけでもないし、あったとしても甘〜いものばかり。
お茶ですら砂糖が入ってるため、甘いものを避けて喉を潤すには水かビールしか選択肢が無いのです。
更に水もビールも同じ値段で、100円もしないとなると、必然的にビールになるのです。
(しかも炭酸もアルコールもきつくなく、すんごく飲みやすい!)
・・・さて、話を戻します。
ワークショップを実施したのは「たんぽぽ保育園」というところ。
日本で保育士の経験を積んだハン先生が、母国ベトナムで日本の保育を実践したいという強い思いを胸に立ち上げた園です。
明確な目標に向けて突き進む人は強いな・・・ハン先生の熱い想いを聞かせてもらい、大変感銘を受けました。
ハン先生(左)の通訳と、他の先生達の助けを借りながらワークショップは進められました。
2日間に渡って行ったワークショップ。
みんなで初日の反省会をじっくりやったおかげで2日目は落ち着いて進めることができました。
初日はただテンションが上がりまくってただけの園児達も2日目は期待を込めた目で学生達を見つめます。
僕も一緒に身振り手振りで子ども達に作り方を教えます。
みんなとても人なつっこい。
(ちなみに市場のおばちゃん達も人なつっこかったです。)
2日目のワークショップを終えた後、スペシャルゲスト(といいながら、たまたま夏のモノ・コト市で誘った)「難病のこども支援全国ネットワーク」の運営委員を務める荻須さんによるおもちゃの講義が園児の両親向けに催されました。
ハン先生が前日にfacebookで呼びかけただけにも関わらず、多くの親御さんが集まりました。
ドラえもんのポケットのように次々と出てくる手作りおもちゃにみんな興味津々。
(ちなみに、おもちゃが入ってたポーチはタイムふろしきの柄でしたw)
僕と横尾さんはまるで荻須ゼミの研究生のごとくアシスタント業をこなし、最後には各自おもちゃについての話をさせてもらいました。
以上、もっといろいろ・・・
参加学生の(女子力の高い)森くんと何故か一週間ダブルベッドで過ごしたこととか・・・
横尾さんの旦那と夜な夜なパトロールと称して飲み歩いたこととか・・・
市場のこわいおばちゃんと値引き交渉する横尾さんのこととか・・・
書きたいことは山ほどあるのですが、キリがないのでやめときます。
だいぶ端折って書きましたが、今回の旅は本当に内容の濃い充実したものとなりました。
海外経験の乏しい僕にとって、異国というのは目にする物全てが刺激的で、自分がいかに限られた世界の中で過ごしているのかということを思い知ることができました。
行事前の忙しい時にも関わらず快く迎えてくれたたんぽぽ保育園の先生方、滞在したEENAホテル(超オススメです!!)のみなさんが本当に温かい人たちばかりで、みなさんとの出会いはかけがえの無いものとなりました。
ダナンは、これからどんどん発展していきそうな勢いがあり、人情味と活気の溢れる素敵な街でした。
一週間じゃ全然物足りない、ずーっと居たいくらい。
帰国してからも心が帰ってこれず、しばらく放心状態になってしまいました。
参加した学生もみんないい子ばかりで、真剣にワークショップに取り組んでくれました。
そして、最初は半信半疑な感じ(失礼w)で始まったこのプロジェクトを、若さで乗り切り、現地では添乗員のごとく働き、見事に成功に導いたSAOPOPO代表の藤田さん、お疲れ様でした。
このような素晴らしい経験をさせてもらい、本当に感謝しています。
もう既に来年度開催に向けて動き出してるとのこと・・・もちろんがっつりサポートしますよ!楽しみです!
- 2013.12.31 Tuesday
- ワークショップ
- 17:30
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- by Go Tomochika